* bookmarker's bookshelf *

☆4040の本棚☆ 文庫とミステリに偏っている私的な読んだ本のおぼえ書きです。

「世界の文学」に対する回想

 1つ前の記事で、子どもの頃に読んだ「世界の文学」という本について思い出して気になったので、検索してみた。「岩波」だと思っていたけれど、どうやら調べていくうちに「小学館」発行の全集カラー名作 少年少女世界の文学(全30巻)というシリーズだったことが分かった。オレンジ色の箱に入った分厚い本であり、もう絶版になっている。オークションで売られたり、復刊が願われたりしているようだ。

 監修はなんと川端康成。
30巻は、世界中のあらゆるジャンルの文学をよりどりみどり、地域以外は特に分類があるわけでもなく詰め込んだようなすごい全集だ。日本のものも古事記から潮騒なんてものまで幅広い。挿絵は異国情緒溢れる線描のものから、子供向けとは思えない暗い水彩画のかなり不気味な挿絵なんかも。
 うちにあったのはそのうちの4・5冊。全部あったら、私は文学部に進学していたに違いない。今あれば確実に片っ端から読んでしまいそうだ。これらの世界の名作を読もうと思うことは少ないし、すべてを探して手に取るのは難しい。捨ててしまったことが本当に哀しい。

 私の家にあり、読んだ覚えのあるものは下のもの。

9 アメリカ編3  
   ●トム・ソーヤーの冒険  マーク・トウェイン作  打木村治(文)  松田みのる(画)
   ●中南米神話・伝説  宮脇紀雄・森いたる(文)  梁川剛一(画)
   ●アメリカ民話  柏木ひとみ(文)  梁川剛一(画)
   ●秘密の花園 フランセス・ホジソン・バーネット作  谷村まち子(文)  山中冬児(画)


NHKのアニメであった秘密の花園を「読んだ」のはとても誇りだったな(笑)「チチカカ湖の伝説」という伝説があったような気がする。

14 フランス編3  
   ●家なき子 
   ●棺桶島 
   ●ペロー童話 他


グリムと思っていたシンデレラがペロー作と知った衝撃の1巻。りんご以外の殺害方法も載っており、大変興味深かった。他の2作と比べると、棺桶島はアダルトで不気味だったな。

17 ドイツ編1  
   ●ドイツ伝説
     ジークフリート物語  白鳥騎士  ローレライ物語  ウァルター物語  ゾリンゲンの刀かじ
   ●アルプスの少女  スピリ作  槇本ナナ子(文)
   ●グリム童話  グリム兄弟作  永井鱗太郎(文)


「ハイジ」原作!絵がアニメとかけ離れていて不気味だった。グリムは有名ではない小さな作品が多くて何度も読み返していた覚えがある。あとは伝説もどれも好きだった。ローレライもジークフリートも・・・。ドイツ文学いいですね。城の閉塞感というかなんというか。


20 北欧編  

   ●ニルスのふしぎな旅 
   ●アンデルセン童話 
   ●トペリウス童話 他


「ニルス」はTVアニメで見ていた1作。小人になった少年とアヒル・雁の冒険。大好きだったな。「トペリウス童話」に「星のむすめ」という作品があって、それもすきだった。ほかに、海の底の碾き臼が塩を出し続けているから海はしょっぱいという話があった気がする。北欧に初めて惹かれたのはこの1巻があったからだと思う。


参考>>カラー名作 少年少女世界の文学(全30巻)収録作品一覧

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