「ものいふ髑髏」
<収録作品>
夜の訪問者
二本肢の猫
抱きあい心中
闇の中の小指
びくいしとい
もののけ街
真言士
ミサちゃんの生霊の話
ものいふ髑髏
安義橋の鬼、人を喰らふ語
夢枕獏さんの短編小説集です。
まだブログでは紹介していませんが、私は「陰陽師」シリーズが大好きです。短編は8割方現代が舞台の面妖な話がメインでした。
最後の「ものいふ髑髏」と「安義橋の鬼、人を喰らふ語」は、昔の日本が舞台なので、陰陽師とおなじ雰囲気を楽しめます。そういえば、安義橋の鬼〜は、オムニバス短編集の「7つの怖い扉」に収録されていました。
幽霊の出るような怪しい話もあれば、不思議な人間関係のめぐり合わせを感じる作品、狂気の話、なんだかエッセイのような話といろいろ入っていておもしろかったです。
べたといえば、べたなのですが、「夜の訪問者」が好きです。桜の季節にやってきた「お迎え」の話です。
表紙の髑髏の絵は「MAYA MAXX」さんの絵です。
彼女の絵、最近好きです。クレパスのような筆使いで塗りつぶされた髑髏さんは、怖いけれど、かわいさがあるようなきがしませんか?
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