☆4040の本棚☆ 文庫とミステリに偏っている私的な読んだ本のおぼえ書きです。
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2006.02
20
(Mon)

「月は幽咽のデバイス」 


森 博嗣 / 講談社(2000/01)
Amazonランキング:73,532位
Amazonおすすめ度:


Vシリーズ3作目。微妙に密室館モノ。

 「薔薇屋敷」「月夜邸」と呼ばれる豪邸には、狼男が出るのではないかという噂が囁かれている。その屋敷のパーティーに、瀬在丸紅子は屋敷の娘の友人として、保呂草潤平は仕事関係で参加した。しかし、パーティー会場から出入りするオーディオルームで女性が殺害されているのが発見される。血まみれで引き裂かれた遺体、水に濡れた床、散らばったガラスの破片。そして誰もが部屋を出入りした人を確認しているという衆人環視の状態。もはや「狼男」などの化け物でなければ不可能なのでは??と思わしめるような状況で、紅子が事件を解決(解釈?)へと導きます。

 なんだか仰々しい館の名前ですが、あんまり関係ありません。出てくる人も普通といえば普通。
でも、どうやって事件が起きたかは、思いつきもしない真相です。森博嗣って感じです。
そして、事件の本当の真相は闇に包まれたままというのも特徴でしょうか。事件が起こった現象は解明されますが、結局それはひとつの解釈であって、実はもっと別の要素が隠れているかもしれないという余韻を残して終わります。それも、この話が保呂草が語っている形式になっているからでしょうか。

 この作品で怖いのは、狼男ではなく、むしろ林を巡る紅子と祖父江七夏の張り詰めた緊張感(笑)。林さんはやたら配慮の少ない人間ですね。
 あとは、保呂草さんの裏の仕事ですか。見抜いている紅子は保呂草にとって危険な人物であり、弱みを握られていることになる。逆に紅子は保呂草の秘密を握っていることで、立場的に上にいるとも考えられるけれど、保呂草によって消されてしまう危険性もある。すこし、この二人の関係もスリリング。
 小鳥遊・香具山さんに加え、阿漕荘の住人も増えました。前作で別荘で一緒に働いていた森川素直(もとなお)君。犀川先生みたいな青年です。これからも出てきてくれるでしょうか??
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「月は幽咽のデバイス」(森博嗣) 

タイトルの意味がわかって,タイトルの(本の中で)意味するところがわかった気になるとなんとなくうれしい。これは,森博嗣の「月は幽咽のデバイス」についてである。「幽咽」が「ゆうえつ」だって? 読めない!!ということで,パソコン(含ネット)で「幽咽」を調べた..
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