☆4040の本棚☆ 文庫とミステリに偏っている私的な読んだ本のおぼえ書きです。
  • 10 «
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  • » 12
--.--
--
(--)

スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2006.11
07
(Tue)

「凍りついた香り」 


小川 洋子 / 幻冬舎
Amazonランキング:9,691位
Amazonおすすめ度:



小川洋子さんの世界観たっぷりの作品です。
 現実と幻想の世界が入り混じった不思議な世界が、当たり前のように現れ、主人公達の心を表している。
これもまた、そういう作品です。

 涼子の恋人の篠塚弘之は、ある日突然自殺してしまいました。
弘之は香水を作る調香師の見習いでした。涼子のために「記憶の泉水」という香水を作ってくれた弘之。優しくて生真面目で、とても計算が速い。
 そんな彼を失って失意にいた涼子は、弘之の弟や母親と出会い、知らなかった弘之の姿を知ることになります。 
 そこには知らない弘之がたくさんいました。
 自分以外の誰もが彼を「ルーキー」と呼んでいたこと、日本一数学の得意な少年だったこと、スケートがとてもうまく、最近もスケート場で技を披露していたこと・・・・。
 涼子は、恋人だったにもかかわらず、弘之について何も知らなかったことに愕然とし、かき集めるように彼の過去を、恐れながらも知っていきます。その過程で、弘之が残した詩の様な謎の遺言の場所をプラハに見つけ、彼の死の真相にも近づいていきます。
 恋人の過去をかき集めてばかりの涼子に、どうしても後ろ向きな印象をいだいてしまいます。
 しかし、プラハで入り込んだ謎の洞窟で、彼の過去を抱いて覚えておくことが彼の存在した証明になると、なんとか折り合いをつけられたのではないかと思います。弘之が失踪した時点の過去にずっととどまっている彼の母親と、そう考えると対照的です。
 結局、弘之がなぜ自殺してしまったのかは分からないままで、寂しい雰囲気で終わりますが、悲観的ではなく、すこしマエムキな終わり方だったと思います。
スポンサーサイト

コメント

 

>きたあかりさま
 はじめまして!
コメントありがとうございます♪

基本図書館で借りてくるので、私が読んでいるのは昔のほうでしょうか?
たしかに「博士の~数式」とは違う世界観がありますよね。
頭の中がセピア系の茶色が強いイメージで満たされる?ような、
不思議な気分になります(^^)

「ピンクバス」は内容と裏腹に、表紙かわいらしすぎますよね!
ジャケ買い・借りはよくやってしまいます♪

 

はじめまして♪

「ブログ村」でお見かけしてうかがいました。
小川さんは最近の作品も悪くないけど、やっぱり昔の作品の方が引力があると思います。 読み終わってから現実に戻るまでちょっと時間がかかりますよね。

『ピンクバス』私もジャケ買いしまいたが・・・・(汗)

またおじゃまします。

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://chaserainbows.blog29.fc2.com/tb.php/154-c57c99b0

 | ホーム | 
ブグログ
プロフィール

4040

Author:4040
4040です*
最近のお気に入りは、梨木香歩さん、森博嗣さん、伊坂幸太朗さんです。
私も読んだぞという方は、これもいいぞという方は是非教えてください♪

最近の記事
カテゴリー
オススメ☆

Wishリスト
最近のコメント
最近のトラックバック
おすすめ

ブログリスト

RSSフィード
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブロとも一覧
フリーエリア
ブログ内検索
リンク
新しい本を探しにでかけよう♪

ほんぶろへ
にほんブログ村 本ブログへ
にほんブログ村 ポータルブログへ
ブログ王へ
amazonさんより

フリーエリア

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。