☆4040の本棚☆ 文庫とミステリに偏っている私的な読んだ本のおぼえ書きです。
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2006.12
09
(Sat)

「年を歴た鰐の話」 


レオポール・ショヴォ, 山本 夏彦 / 文藝春秋
Amazonランキング:24731位
Amazonおすすめ度:



レオポルド ショヴォー(L´eopold Chauveau)氏の童話を紹介したいと思います。
『ショヴォー氏とルノー君のお話集』として、福音館書店から5巻のシリーズで発刊されています。ショヴォー氏が、息子のルノー君にせがまれて、思いついたストーリーを話してあげるという話です。
 動物や魚や植物が主人公になる話が多いです。不思議な雰囲気を持った作品ばかりで、時には残酷だなぁと思うような話もあります。
 最初に読んだのは中学生の時。横長のハードカバーの本で、誰も読んでいなかったのに、やけに気に入って読んでいました。
 「挿絵」も話しにいい味を出しています。黒のペンだけで描かれた素朴な挿絵が気に入っています。
 
 もう読めないかなと思いながら、忘れかけていたのですが、
京都のガケ書房や恵文社で再会することができました。
子どもの頃に読んだ本にまた出会えるのは素敵なことです。

 この「年を歴た鰐の話」は、私が確認できただけで3種類の本があり、映画にまでなっています。
 今回読んだ作品は、名コラムニスト山本夏彦の若き日の翻訳を一周忌を前に再刊された本。桜井書店から刊行された昭和22年版が底本だそうです。それも、なんと昭和17年初版の作品!言葉遣いが、旧仮名遣いで趣深いです。 表題作のほか、「のこぎり鮫とトンカチざめ」「なめくぢ犬と天文学者」の全3作品が収められています。

 現代版の本は、福音館書店から刊行されている『年をとったワニの話―ショヴォー氏とルノー君のお話集〈1〉』と、
プチグラパブリッシング 刊行の、『THE OLD CROCODILE―年をとった鰐 』の2種類を発見しました。
 後者は、デザイン的にクールな感じなのでお部屋に飾ってもよいかもしれません。


■年を歴た鰐の話■
 年をとり、リウマチに悩む鰐が、身体が不自由で魚を食べられないことに嫌気が差してひ孫を食べてしまう。コミュニティーを追われ、大海原へ。そこで気のいいタコと出会うが、そのタコまでも・・・。
 
 なんとも切ない流れ。淡々と進み、なにか身勝手なワニに対して制裁が降りるわけでもなく話は終わります。でもなにか変った感触が得られる話です。

 
■のこぎり鮫とトンカチざめ■
 のこぎり鮫とトンカチざめは、船底をのこぎりで穴で開け、トンカチで叩き壊すことで船を襲っている。鯨のこどもを食べたことから、母親から追われている。
 

 
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コメント

 

>>ましろさま
こんにちわ!
早速きていただいてありがとうございます。
もう1冊もデザインが渋くて素敵でした。
アニメーションの映画もあるらしいです☆
(このブログのブログリストのなかにあります)
続刊もまた読んでみたいですね。
こちらこそよろしくお願いいたします(^^)

 

はじめまして。TBありがとうございました!
「年を歴た鰐の話」、3種類も存在していたのですね。
児童書とこれと、2冊しか知らなかったので、感激しました。
ショヴォーの作品はどれもこれも大好きなので、
またいろいろ読み比べてみようと思います。
今後もどうぞ宜しくお願い致します。

 

>隼平さん
はじめまして。お越し戴きありがとうございます♪
残念ながら、私は大阪なんです。
彼氏が京都なので、京都にはちょくちょく行っていて、
今は左京区が大好きなんですよ。
このようなページでよかったら、またいらしてくださいね。

 

ひょんなキッカケでここを見つけました。しかも京都の人だ。
本が大好きなので、また見に来ますね。

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年を歴た鰐の話 

 佇まいのいい本の中に、散りばめられたナンセンス。その皮肉に、その頑なさに、ひどく酔いしれることができた、レオポール・ショヴォ原作、山本夏彦翻訳『年を歴た鰐の話』(文藝春秋)。もうただ一言、“スバラシイ”で済ませたくなるほどに、芸術と文学を感じる作品であ

年をとったワニの話―ショヴォー氏とルノー君のお話集1 

 ときどき毒に満ちた物語が読みたくなる。例えば、苦味のあるユーモアや機知に富んだ物語だとか、基本的なスタンスがナンセンスである物語だとか。もちろん、結末はハッピーエンドじゃなくて、悲劇とも残酷とも取れるようなもの。皮肉めいた部分があったりしてもいい。レオ
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