☆4040の本棚☆ 文庫とミステリに偏っている私的な読んだ本のおぼえ書きです。
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2006.11
23
(Thu)

「水曜の朝、午前三時」 


蓮見 圭一 / 新潮社
Amazonランキング:6566位
Amazonおすすめ度:



 本屋さんで、最近良く見かける本です。
「こんな恋愛小説を待ち焦がれていた。わたしは、飛行機の中で、涙がとまらなくなった・・・・・・」
と、「あたっくちゃ~んす」の児玉清氏が絶賛されているという帯がついています。
 表紙がなかなかお洒落だったので買ってみました。そう、私の本の選択の50%はジャケット重視です。

 内容は、語り手である男性の婚約者の母親の人生を描いた作品です。なかなかややこしいですが、男性の婚約者の母親・四条直美。男性は後の婚約者の四条葉子とは幼馴染。直美も子どもの頃から知っていて、憧れを抱いていたのですが、彼女は脳腫瘍で45歳の若さでなくなってしまいました。
 直美は物書きをしつつ気ままに生きる自由な女性でした(イメージ桃井かおり?)。周囲の母親達からは異常なものとして見られていたようです。
 直美は死ぬ直前に、娘の葉子に向けてテープを残しました。
そこには、23歳の頃、大阪万博でホステスとして働いていたころの恋愛について吹き込まれていました。祖父がA級戦犯だったため、過敏反応する厳格な家庭に育ち、許婚までいた直美。殻を飛び出して就いた万博のホステスの職場でであった白井との恋。そして、白井との恋を「人種差別」という恐怖に負けて終わらせてしまった罪悪感と後悔の話・・・・。
 丁寧な言葉で語られる直美の人生と、ラストに男性が白井本人と会うまでの話がつづられています。

 時代背景、23歳までの経緯の場面が長く、恋愛の部分は少し短くはありました。「涙を流す」というような感動はありませんでした。
 人種差別や戦争、時代の女性観などなかなか重いテーマがありますが、直美の語り口がとても丁寧なためか、あまり重く感じずに読むことができました。
 大阪万博という、今では考えられない、日本中がかかる熱のようなできごとが起こった時代がありありと書かれていて、その辺が興味深かったです。その時代を知っている人が読んだら、また違った捉え方で読めるのかもしれません。
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