☆4040の本棚☆ 文庫とミステリに偏っている私的な読んだ本のおぼえ書きです。
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2007.02
08
(Thu)

リリー・フランキー / 扶桑社
Amazonランキング:184位
Amazonおすすめ度:


 今度は「東京」続きですね。 
リリー・フランキーさんの大ベストセラー「東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~」です。「時々、オトン」が妙に気になる作品です。

 この作品は、リリーフランキーさんの半自伝的小説で、彼を支えてきてくれた母親の生き様と、彼のちょっと変な家族が描かれています。母親を大切にする思いがあふれる作品です。
 筑豊の炭鉱町で、女でひとつで雅也(りりー)を育てるオカン。苦労しながらも、いつも息子のことを考えている母親です。そこに、別居していて、堅気とは思えない父親が人生の節目節目に闖入してきます。オカンにべったりで生きてきた九州での少年時代、将来が見えず回り道をしながら生きていく雅也と、病気になっても明るく生きるオカンの東京時代へと、時系列を移して話は進んでいきます。
 大泉洋主演の特別ドラマ、もこみちの月9、オダギリの映画と、映像化されているので、内容は語るまでもないのだと思います。ただ、テレビはやっぱり原作とは違う要素、たとえば恋愛などがたくさん入ってしまっているようです。大泉さんのほうのドラマは見たのですが、それと比べると、原作はじっくりした内容でした。(3人の中では一番大泉さんがリリーっぽい。)
 原作は、リリー氏の九州時代から東京に出てくる成長の時系列に合わせて、お母さんのエピソードを紹介していくもの。その、途中途中で、彼の母親に対する思いや、若いころの自分の生き方に対する不安が描かれていたり、家族というものに対する考えがいきなり語られたりしています。(ちょっとそれが唐突過ぎたり、堅かったりしますが)
 少し一般的な家族構成とは違いますが、普通のお母さんを描いたもの。すごい人生観や発言を持っていたり、ありえないほどの苦労を重ねたりするわけではないのですが、料理が上手で、明るくあっけらかんとしていて、周囲の誰にでも優しく、楽しいリリーさんのお母さんは、とてもおもしろくて、素敵な人だったんだなと思いました。
 感動の涙!とふれられていると、嫌でも泣くか!と思う、ひねくれものなのですが、がんで苦しみながら死んでいく母親の様子をありのままに書かれてしまったら、涙が出ないわけないです・・・。
 飛行機でこの本を読んで号泣してしまったという取引先の方が、
「とても感動的だけど、女性が読むのよりも、男性が読んだら感じ方が違うし共感すると思う」とおっしゃっていりました。男から見た母親は、女性のようにいつまでも頼ったり、精神的に近くにいれるわけでもないので違うものなのかもしれないですね。
 この本を読んだら、家族を大切にしなきゃ!連絡しなきゃ!と思い立った人がたくさんいそうですね。
 最後のほうで、僕とオトンが見たオカンの姿や人生や印象は、それぞれ異なっていて、本当は知らないところでオカンがどういう思いを持っていたかはオカンにしか分からないというようなことが書かれていました。自分から見れば、ほとんど母親という役割の中でしか、母親を見ていないと思うのですが、当然のごとく、一人の人間として色々な顔を持っているわけです。母親も自分の知らない顔や考えをちゃんと持っているということを普段あまり考えないと思いますが、コレを読んで、自分の母親は一体何を考えて生きていて、どのような人物なのか改めて思いをはせてしまいました。


 リリー・フランキーさんは、ココリコミラクルタイプでしか知らなくて、何をしているのかよく分からないけれど、なんかすごそうなエロいおじさんだと思っていました。「おでんくん」は見たことがありませんでした。そういえば、リクルートのFROM AのCMの変なおじさんが気になっていましたが、これもリリーフランキー作だそうです。
 このおじ様が、このような作品を書くとは失礼な話驚きですが、お母さんに相当な思い入れがないとここまでかけないんだろうなと思います。
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