『ぬるい眠り』
ラブ・ミー・テンダー
ぬるい眠り
放物線
災難の顛末
とろとろ
夜と妻と洗剤
清水夫妻
ケイトウの赤、やなぎの緑
奇妙な場所
江國香織さんの久しぶりの短編小説集です。
名作の「きらきらひかる」の十年後を描いた「ケイトウの赤、やなぎの緑」が収められているので、すぐに買いました。(いや、収められてなくても買っていましたが。)
ちなみと朗という夫婦、同性愛者のちなみの弟。ちなみと夫の朗が出会った「奇妙なサロン」。そこにいるのが徐々に睦月と笑子であること、ちなみの弟が紺くんの新しい恋人であることが分かってきます。
分かりやすい完結をしなかった物語は、その後の彼らがどうしているのか気になってしまいます。
だからちょっとうれしい作品でした。
他には「江國香織とっておき作品集」に収録されていたものが5作。これらの多くが初期の作品になります。
蚤に悩まされるうちに、恋人にも愛しい猫にも愛着を抱けなくなった女性を描いた「災難の顛末」は、なぜか印象的でした。
江國さんはこういう短編が、ちょっとずれた不思議な世界があって好きです。
コメント
はじめまして
はじめまして。
この本読みたかったんですが、
レビュー見ていて、やっぱり読みたくなってきました。
私も、江國さんのずれた世界感が好きです!
レビュー見ていて、やっぱり読みたくなってきました。
私も、江國さんのずれた世界感が好きです!
コメントの投稿
トラックバック
http://chaserainbows.blog29.fc2.com/tb.php/181-f1450288



【ほんぶろ】〜本ブログのリンク集



はじめまして。
江國さんは、典型的な不倫のお話などよりも、
こういう余韻を楽しむ短編のほうが好きです。
よくわからないですが、なにか、いいんですよね(^^)