「パーク・ライフ」
吉田 修一 / 文藝春秋(2002/08/27)
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吉田修一さんの本ははじめて読みます。
図書館でよく目にするので借りました。
短編2編収録です。
「パーク・ライフ」
恋愛の「はじまり」を絶妙に描いた作品。
あらすじは、「僕」がある日、電車の中で誤って話しかけてしまった女性。その女性とばったりと日比谷公園で会い、幾度かお昼を共にする仲になります。仕事や知り合いの夫婦、母親などの日常出会う人々などとの交流を描きつつ、特別波乱も変化も起きないまま話は進みます。いつこの2人は恋愛を意識するのかな・・・、と読者が期待を徐々に抱き始める矢先、恋愛が始まりそう!なところで話は終了。
始まりそうで始まらない。
とても心憎い1作でした。
この作中で「僕」がやっていた、「分身」が世界中を旅するネットの遊び。スタバやらプラトニックセックスやら固有名詞が出る作品なので、きっとホンモノがあるに違いないということで探したら、あっさり発見。「美穂の旅」というサイトでした。
早速登録してみる。
私の分身は、まず京都へ向かったようです。
なんとも地味なものですが、こういうの嫌いじゃないです。
「flower」
運送会社で働く僕。
墓石店で働いていた福岡の地元から飛び出して、妻と東京にやってきた。妻は劇団員になった。妻とは月1度、高級ホテルで過ごす。
運送会社では、個性的な先輩・元旦と組になって働く。
すべては、うだつのあがらない男性社員の妻と、元旦の乱交に巻き込まれたあたりから変わり始め・・・。
というなんだかジメジメしたお話でした。
九州弁はいい感じ(笑)
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