「きよしこ」
言いたいことが言えない。
そんな「吃音」の障害を持った少年「きよし」のお話。
どもって笑われるのが嫌で、なんでも話せて理解してくれる友達がほしいと、「きよしこ」という少年を空想の中で作り上げます。
「きよし この夜」を「きよしこ の 夜」と勘違いして、できた少年です。
きよしこは「伝わるよきっと」といってくれます。
少年は、父親の転勤で何度も転校をします。
吃音のこともあり、自分の思ったことを伝えられず、友達作りが苦手な少年。
でも、吃音が出にくい言葉を選んだり、得意なことで周りをあっと言わせたりして、
だんだん友達も作れるようになり、自分のいいたいことも伝えられるようになっていきます。
小学校から高校卒業までの少年の成長が見れます。
一つ一つのエピソードは、吃音にかかわらず、どんな子どもでも体験したようなことなんじゃないかと思います。
自分のいいたいことを伝えたり、自分を友達にしってもらいたいと思ったり、悩んだり。
なかでも言葉って難しい。いいと思って言ったことが相手を傷つけたり。逆に、言わなくて後悔したり。
誤解されずに、すべてのことを伝えるって中々できません。それを喧嘩したり悩んだりしながら、伝えていく力をつけていくんですよね。
とてもやさしくておもしろい本でした。
なんだかこの本の表紙がかわいくて、気になって買ってしまいました。
でもいじめとかそんな陰惨な話だったら読みたくないなぁと思ってたんですが、
読んでみたら全然違いました。
いくら最後はハッピーエンドでも、途中に怒りがこみ上げるような場面や人物がこれ見よがしにいる話は嫌いです。
読んだあとまで考えてしまうから。
ドラマも同じ。たとえば「女王の教室」とか見たら面白そうだけど、1週間ハラハラ、憤懣持ったまますごすのは嫌です。
♪BGM♪ レミオロメン 春景色
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