「ひらいたトランプ」
アガサ クリスティー, Agatha Christie, 加島 祥造 / 早川書房(2003/10)
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トランプ・・・最近やっていない・・・というか家の中にトランプがないですね。残念ながら私はトランプのゲームをあまり知りません。多分家族の誰もがトランプに詳しくなかったためだと思います。最後にやったのは「大富豪」でしょうか。大学のとき一世を風靡しておりました。
この小説に出てくる「ブリッジ」というトランプのゲームを知っている人にとっては、楽しい作品だったでしょう。ブリッジのルールを知らなければ分からない作品ではありませんが、途中少し詳しくゲームの敬意が語られ、その部分だけ分からないというのが残念でした。
この事件では、ブリッジのプレイの仕方から当人の性格と、犯しそうな犯罪のタイプを考察し、また、プレイの進み方から殺害を犯した四角ともいえる時間を、ポワロは探し出します。
この作品ではポワロさんはどんな事件にあったのでしょうか?
夜な夜なパーティーを開く悪評高く、気味の悪い男シャイタナ氏(サタンみたいな名前ですね)のパーティーに呼ばれたポワロ。そのパーティは昔完全犯罪の殺人事件を起こした者を集めたという異様なパーティでした。
そのパーティに呼ばれた8人の人々は、4人ずつ別々の部屋でブリッジを楽しみますが、その片方の部屋でシャイタナ氏が殺されているのが発見されます。必然的に同じ部屋にいた4人のうちの誰かが犯人ということになります。もう片方にいたポワロや、バトル警視、レイス大佐、小説家のオリヴァ婦人はめいめい事件を調べていきます。
シャイタナ氏の言っていた通りに、4人には「殺人」の前歴がありました。殺人とはいえ、殺人とも受け取れたり、過失であったりしますが、ポワロはひとつひとつ各人の過去の疑惑を洗い出し、事件の犯人を突きとめていきます。
ラストに犯人はこいつか!と思うたびに実は違った…と二転三転するところは本当にやられた!!といった感じです。
ちなみに、バトル警視は「七つの時計」、レイス大佐は「茶色の服の男」、小説家のオリヴァ婦人はなんでしょう?、それぞれ別の作品でも出てくる人々のようです。全然読む順番を知らないまま読んでいるので、どこかで順番を調べないといけないですね(^^;)
たまたま読んでいたのがヘイスティングスさんが出るものばかりだったので、ワトソン君のように毎回出てこないことがわかるとちょっと残念。
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