「Yの悲劇」
エラリイ クイーン, 宇野 利泰 / 早川書房(1988/08)
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どうでもいい、本作と私の「再会」について語ってみようと思います。
私は推理小説が好きな割りに詳しくないのが痛いところ。海外作家ではクリスティとドイルくらいしか分からない。
でも、もう一人、1作だけ読んだことがあったので知っていた人がいました。
それが「エラリィ・クィーン」。
中学校の図書館で目にした変な題名の本。
「Yの悲劇」
・・・・Yってなんだ!?どんな悲劇??
今回読むまで、自分が当時読んだのが、X,Y,Zのどれか分かりませんでした。順番に行くとXを読んだのではないかと踏んで、Yを購入しました。長めの事件の顛末を読み進め、最後の犯人暴露に至り…「コレ読んだ!!」と驚きました。犯人が判明するまで、自分が読んでいたのがYだとは気づきませんでした。『犯人が○○○だった』という結末が中学の私にはとても印象的で、そこだけ覚えていたのです。そのほかは一切忘れていました。
何度か別の作品を読もうとしたものの、図書館になく、読まずじまいでしたが、最近クリスティブームなので、本屋で買ってみました。そうしたら実は懐かしい作品だったんですね。
この「〜の悲劇」シリーズは、元俳優のドルリィ・レーン氏が事件を解決していくもの。(なんとなくエラリィ・クィーンとドルリィ・レーンって似てますね。)レーン氏は耳が聞こえないものの、読唇術を持つており、おそらく「X」でなにか時間を解決したのでしょう、がざつなサム警視から頼られる存在です。
世間のゴシップの対象になる、悪名高きハッター家で次々に起こる毒殺未遂事件、そして殺人事件。それをレーン氏が解決していきます。ただ、普通の「解決」という形では終わりません。結果的に司法ではなく、探偵が犯人に裁きをくだす、推理小説ならではの結末になります。そこも特徴的でした。
レーン氏の言い回しが、ちょっとくどいというか、なかなかこってりした様子で、途中でなぜか台本のような部分があったりと読みにくい・・・かもしれない。それでも、事件の発端や犯人が思いがけないもので、とてもおもしろい本です。犯人が犯した数々のミスや、それが引き起こした捜査の混乱も見事です。
コメント
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シリーズの中でYの悲劇が一番傑作ですよね。
私も読んでたと思います。忘れてしまいました。
私も読んでたと思います。忘れてしまいました。
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たまたま読んだのが傑作だったということは、
とてもよかったです♪
中学生のときの記憶はさすがに残らないんですね。