☆4040の本棚☆ 文庫とミステリに偏っている私的な読んだ本のおぼえ書きです。
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2005.07
25
(Mon)

「嗤う伊右衛門」 


京極 夏彦 / 角川書店(2001/11)
Amazonランキング:99,400位
Amazonおすすめ度:


どぅも。京極ワールドにどっぷりつかり始めている4040です。
まだ2作しか読んでいませんが、とりあえず、御行又市さんがでてくるシリーズは
この夏読破しようと目論んでおります。

この嗤う伊右衛門は四谷怪談の俗に言う「お岩さん」のお話。
四谷怪談読んだことないのでよく知りません。
お岩さんは、夫の伊右衛門をものすごく愛していたけれど、伊右衛門はお岩さんにひどい仕打ちばかり。
結局お岩さんは殺され、伊右衛門への恨みをもって祟るということだそうです。

しかし、この話の「岩」も「伊右衛門」も全く違った視点で書かれています。
「岩」は、美しかった顔が疱瘡でただれ、醜い容姿。
しかし、見かけを気にしたりせず、いつも凛としている正しい女性として描かれています。
「伊右衛門」は、寡黙で、真面目な浪人。
小股潜りの又市の計らいで、伊右衛門は岩のいる民谷家に婿入りしますが・・・。
伊藤喜兵衛の極悪非道さ、妹を自殺でなくした直助の復讐、喜兵衛に人生をめちゃくちゃにされたお梅。
いろいろな人の思惑や憎しみ、企みのなかに巻き込まれて、岩と伊右衛門はすれ違っていきます。
どこでよじれてしまったか分からないくらい、心と関係はめちゃくちゃに。
最後まで読んで、そういうことだったのか・・・と。

伊右衛門の幸せを願って潔く身を引いたお岩さん。全然伊右衛門を愛しているそぶりを出さない不器用な人です。
しかし、伊右衛門の現状と、自分の行動が無駄だったことを知り、
「伊右衛門様は何故幸せにならぬ」と狂乱して走り出すところはとても悲しいものがありました。
(鬼女と化した岩と伊右衛門が再会したとき、何があったのかが気になります。)

恐ろしいシーンもありますが、これは「怪談」じゃないですね。
悲恋というか、純愛(!?)というか・・・。
なんでうまくいかないんだろうと、悲しくなりました。
切なくて、ものすごく奥深い話でした。

映画にもなっていますね。
岩が小雪で、伊右衛門が唐沢寿明。
しばらくして「伊右衛門茶」が出て、混乱した覚えがあります(笑)
ちなみに、私が買った本の表紙は、写真のものではありません。女の人が達磨抱いているやつです。

時間をちょっとづつ埋めるために買ったのに、読書のために時間を使う感じになってしまいました。(夜中3時まで一気に読んでいました)。
続巷説と後巷説はバカみたいに分厚いので、(睡眠時間)覚悟しなくてはいけません。
姑獲鳥の夏の「京極堂シリーズ」も読みたいー・・・。
脱ミステリーはまだまだ先のようで。

♪BGM♪ L'Arc~en~Ciel 抒情詩
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