「青列車の秘密」
アガサ・クリスティー, 青木 久恵 / 早川書房(2004/07/15)
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アメリカ人の富豪オールディン氏は、娘のために「火の心臓」というルビーを手に入れます。ルビーの受け渡しをめぐる数人の名前が伏せられた怪しい人物たちの動きから話は始まり、ちょっとスリラー。
オールディンの娘、ルース・ケタリングは、父親の勧めで夫のデリクと離婚することに決めます。一方のデリクは、ミレーユという女性と愛人関係にありますが、財政的に危機的な状況にあり、離婚はあまり望まれるものではありません。いっそルースが今死んでくれれば莫大な遺産が転がり込むのに…と考えてしまいます。
イギリスのセント・メアリ・ミード村では、とある老婦人が亡くなり、キャサリンという世話をしてきたコンパニオンに遺産をすべて相続するという大ニュースが起こります。慎ましく暮らしてきたキャサリンは、村を出て、知らなかった世界を見てみることに決めます。遺産の一部をどうにかして掠め取ろうという欲望が見えていましたが、彼女は親類誘いを受けて、リヴィエラに向かいます。
キャサリンは、ブルートレインの中で、見知らぬ貴婦人と言葉を交わしました。婦人は今からリヴィエラへ恋人に会いに行くこと、夫とは離婚調停中であること、恋人のことは父親が認めていないことなどを話しました。
翌朝、キャサリンはその貴婦人−ルース・ケタリング−が客室内で殺されていたことを知らされます。
同じ列車には、偶然夫のデリクやミレーユがのっていました。警察の聞きこみからデリクに疑いがかかります。しかし、ルビー「火の心臓」が失踪していたことからも、他にも疑わしい人物が何人か現れます。
痴情のもつれか、秘宝をめぐった犯罪なのか。
同じ電車に乗り、オールディンから依頼を受けて調べているポワロは、意外な人物を犯人だと考えます。
コメント
こんにちは。 この記事を読ませていただいて、アガサ・クリスティーやエラリー・クイーンに夢中だった日々のこと、思い出しました。 ポワロのキャラが強烈で、それがやけに印象に残っています。 この作品は読んだことない(多分。 忘れてるだけかも?)のですが、またクリスティー作品を読んでみたくなりました。 紹介してくれてありがとうございました。
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こんな簡単な記事ですが、読んでいただくきっかけになってうれしいです。
たまにクリスティなど海外の古典的なミステリを読みたくなる波がやってきます。
たくさん作品があるので、気長に全部読めたらなぁとおもいます。