「日本の昔話」
柳田 国男 / 新潮社(1983/01)
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日本民俗学の祖といわれる柳田國男が全国から収集した日本の昔話が収められた一冊。その時代に生きていなくても、懐かしさを感じる本です。
「桃太郎」や「つるの恩返し」といった有名な昔話でもなく、御伽草子とかにも載っていなさそうな、各地の人々の間で語り継がれてきた話が何篇も集められています。
鳥や狐、狸などの動物が出てくるもの、貧乏人が長者になるもの、鬼や山姥などの妖しい者がでてくるもの…。滑稽なもの、どこか教訓じみたもの、小さいころアニメ『日本むかしばなし』で見たような矮小で懐かしい話ばかり。
東北と九州と土地が離れていても似た「型」の話があるというのも不思議です。これは日本にとどまらず、世界中のむかしばなしや伝説が似た型を持っていると聞いたことがあります。例えば、「海の水はなぜ鹹い」という1話がありますが、これは「北欧神話」に同じような話があったのを読んだことがあり、驚きました。
昔からグリム童話(マイナーなもの)北欧神話やらゲルマン神話、ギリシア神話などの素朴なむかしばなしが大好きで、久しぶりにそういう本を手にとって見ました。とりあえずわが国日本から。
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