「巷説百物語」
ミステリー大好きなのに、実は読んだことなかった京極作品。
夏の100冊にもあるということで読んでみました。
500ページもあって読み応え抜群!(といっても一日で読了・・・。)
小豆洗いに柳女・・・・。
「百物語」ということで、妖怪の話かと思いきや違いました。
(そいや、私は小学校のとき妖怪大辞典という怪しい本をよんでおりました;;;)
妖怪の仕業に見せかけて、人間の問題を、裏で公にせずに解決していくという、まさに「必殺仕事人」のような小説でした。
御行乞食・小股潜りの又市、山猫廻しのおぎん、事触れの治平という小悪党一味と、考物(作家)の百助が、悪事を闇に葬っていきます。
妖怪が最初から存在のではなく、人がそう思うから存在する。
どの話も人間の悲しい一面、ゆがんだ一面が描かれていました。
だから、すべてが丸く、ハッピーエンドに終わるわけではありませんでした。
なんだか、夢枕獏の「陰陽師」に書かれてることと、本質は一緒かなと感じました。
時代物のミステリーっていいですね。
平安時代の「陰陽師」、江戸時代の京極夏彦と宮部みゆきの作品。
どれもツボにはまっています。
現代のミステリーもおもしろいけど、時代モノのほうが人間のいいところ・わるいところがストレートに伝わってくる感じがします。
今度は又市が出てくるシリーズの「続巷説百物語」「嗤う伊右衛門」をよみたいですね。
後巷説のほうが有名でおもしろそうだし。
あと、「姑獲鳥の夏」!こちらは映画で公開されるそうですが、京極堂という人が事件を解決していく話ということですごく気になります。
・・・・。でもこんなのばっかりで、本棚がなんだかダークになっていきそうです・・・。
なにかもっと別のジャンルのよい話教えてください。
♪BGM♪ 矢井田瞳 孤独なカウボーイ
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