☆4040の本棚☆ 文庫とミステリに偏っている私的な読んだ本のおぼえ書きです。
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2008.06
20
(Fri)

「凶笑面」 

 民俗学者・蓮杖那智が解決する、民俗学に詳しくなれる!?ミステリー 



 民俗学教授である蓮丈那智と、助手の内藤三國が、民俗学のフィールドワーク先で出会う事件を解く、民俗学を盛り込んだ異色ミステリー。シリーズ化されており、この本はすべて5作の短編が収録されている。
  伝説があるところに偶然事件が起こったり、伝説を巡り事件が起こったり、舞台は様々。短編だけれども、事件についても、民俗学についても初心者にも分かりやすくコンパクトにまとまっているところがすごい。民俗学というと、漠然と柳田國男・・・くらいしか想像がつかない世界。読んでみると、学校で習う歴史程度で分かることもあるけれど、日本に散らばる伝説や風習も多々出てくる。ちょっと不気味な感じがするけれど、事件はさほど大きくないので、民俗学の知識がおもしろく感じた。

 なかなかなじめなかったのは、蓮杖那智と内藤三國のキャラクター。蓮杖は異端の研究者であり、頭脳明晰な氷の美女。彼女の口調や存在がこの短編1冊ではまだまだ人間味が少なくて慣れれなかった。「狐闇」という、蓮杖が出てくる別の作品があるけれど、そちらを読んだり、これから続刊を読めば愛着もわいてきそうである。


「鬼封会」
 ストーカーに関連する殺人事件。旧家に伝わる異色の「鬼封会」、明治の廃仏稀釈運動にまで説明が及ぶ。 

「凶笑面」
 謎の禍々しい面「凶笑面」をめぐる殺人事件。面とは何を表すのか、蘇民将来伝説。

「不帰屋」
 旧家に残された建造物は何を意図して作られたのか?そこで起こった殺人事件。

「双死神」
 内藤に製鉄民族の遺跡があると共同研究を持ちかけてきた者が殺される事件。製鉄民族・だいだらぼっち伝説、そして古墳から掘り出されたという「税所コレクション」と謎めいた案件が山盛りの章。
 これは北森さんの「狐闇」という作品の一部を内藤側から描いた1作。是非「狐闇」を読むことをオススメする。

「邪宗仏」
 とある秘仏をめぐって起こった殺人事件。「聖徳太子はキリストだった!?」など、突拍子もないような説が出る所以、日本に密かに伝わっていたキリスト教について。
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