☆4040の本棚☆ 文庫とミステリに偏っている私的な読んだ本のおぼえ書きです。
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2008.10
05
(Sun)

「ラットマン」 

 みんな違うものの見方をしている。その当たり前が起こした悲劇。

道尾 秀介
Amazonランキング:99166位
Amazonおすすめ度:



 誤解から生じた苦悩をミステリ仕立てで描いた1作。新聞広告で見て読みたいと思っていた本で、図書館で借りました。広告になんと書いてあったかは覚えておりません。

 結成14年目のアマチュアバンドがとあるスタジオに集まっている。そこで、元バンドメンバーのひかりが、倉庫でアンプの下敷きになって死んでいるのが発見される。
 この物語の中心はメンバーの姫川という男である。彼は元ドラムのひかりと高校生のときから交際しているが、結婚する気はなく、堕胎の選択をしようと重苦しい雰囲気であった。また、姫川は、ひかりの妹で、現在のドラム担当の桂が密かに気になっている。ひかりが死ぬ直前、姫川は不審な行動に出る。
 彼は折に触れて、過去の禍々しいできごとを思い出している。余命いくばくかの父親、疲弊しいらだつ母親、そして姉。彼が幼い頃に父親は死んだが、その直前に小3の姉が死んだようである。それも、不審な事故で。そこから母親は完全に心を閉ざしてしまい、姫川は哀しい子供時代をすごしてきた。なぜ姉が死んだのか、幼い記憶を元に姫川はとある結論を導き出している。
 ひかりが事故死ではない証拠は発見されるのか、姫川の過去の記憶の真相はなんなのか・・・?
 
 ある人が見るとねずみに、別の人がみるとおっさんに見えるラットマンの絵のように、物事は人それぞれのストーリーごとに違って見えている。それは当たり前のことで、事件の解釈も当然そうなる。
 ただ、その解釈の違いがにより、互いに不信感・疑いを抱いた事実はぬぐいさることができない。姫川のように23年もの間、母親との間に深い谷ができるようなことも起こりうる。

 この話は、簡単な話に見えて、登場人物各々が違った見解を持っているがために、私もも間違った検討をつけて読んでしまいます。それがラストに近づくにつれてぱらりぱらりとめくれていくように真相がわかっては勘違いし、また真相が分かる・・・と真実が発覚していくおもしろさがあります。是非読んでみてください。

 
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