☆4040の本棚☆ 文庫とミステリに偏っている私的な読んだ本のおぼえ書きです。
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2009.02
01
(Sun)

「ダイイング・アイ」 


東野 圭吾
Amazonランキング:7065位
Amazonおすすめ度:



 バーテンの雨村は、何者かに頭を殴られてしまう。犯人は、雨村が1年前に起こした交通事故で死亡した女性の夫で、警察が発見したときにはすでに自殺していた。ここで、雨村は交通事故の記憶が飛んでいることに気がつく。裁判のことは覚えていても、事故の瞬間の記憶が曖昧なのだ。恋人や、元雇い主に事故のことを聞いても、誰もが忘れろと諭すばかりで、何か隠された真実があるらしい。
 しかし、事件は単に雨村が事故の記憶をなくしたところに、被害者の遺族が復讐にきたとか、周囲が雨村を落としいれようと何らかの細工をしていたという内容ではなかった。
 客として謎めいた女性が現れる。彼女は、雨村としきりに性的関係を結ぶようになるが、雨村の記憶の靄が一つぬぐわれたとき、彼女が交通事故の被害女性と同じ顔であることが判明するのである。
 冒頭では、女性が交通事故にあい、死に行く瞬間の、思考、身体がつぶされていく様子、そして、最後の視覚情報が克明に描かれており、非常に気味が悪い。のちに、この女性と考えられる女性が現れるという設定になっており、当初予想したよりも複雑な構造になっていることに驚く作品である。

 交通事故や殺人などによる突然の死について、悲しみ、怒り、起こりうる不利益、欺き、後悔云々は、被害者遺族、加害者といった、死んでしまった被害者の外で起こる問題である。この作品は、死んでしまった当人の最期の情念を描こうとしている。少々ホラーテイストになっているのはそのためかもしれない。
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