* bookmarker's bookshelf *

☆4040の本棚☆ 文庫とミステリに偏っている私的な読んだ本のおぼえ書きです。

「ウェブログの心理学」


山下 清美, 川上 善郎, 川浦 康至, 三浦 麻子 / NTT出版(2005/03)
Amazonランキング:12,989位
Amazonおすすめ度:



これは卒論にしたいテーマのど真ん中というかんじです。

ブログとか、ネットとか新しいからいい本なかったり、少なかったりしますが、購入して正解でした。

 現代のエスプリの「日記コミュニケーション」で紹介した先生方が、97年あたりのウェブ日記時代からウェブログ時代にかけて、調査研究された内容がまとめられた本です。

 目次を記しますと・・・
はじめに

第1章 インターネット時代のコミュニケーション

コミュニケーションの公開化と個人化 / インターネットのコミュニケーション的特質 /ホームページを持つということ /ホームページの読み手であること
【インターネット全体の中で、ウェブログのコミュニケーションがどう位置づけられているか】

第2章 コミュニティに見るウェブログの歴史

ウェブログの草創期はいつをさすのか/登録型リンク集コミュニティに見るウェブログ草創期とその発展/アンテナ系コミュニティに見るブログ・ツール文化の原型/レンタル・サービス系コミュニティの挑戦/日本発ブログ・ツール系コミュニティが目指すもの/ウェブログ・コミュニティの融合と発展に向けて

第3章 ウェブログの心理学

ウェブ日記の動機と効用/ウェブ日記スパイラル/自己表現とコミュニケーション
【97年に実施されたウェブ日記時代の調査のデータによる考察。】

第4章 ウェブログの現在と未来

ウェブログの現在/ウェブログの継続意向に関する社会心理学的研究/ウェブログがインターネット社会にもたらしたもの/コミュニケーション・ツールからソーシャル・ネットワーキングへ/ウェブログブームはどこへ行くのか/おわりに
【ブログ・ツール導入後の調査データによる、ウェブログの現状と今後の展開について】

終章  ウェブログ・個人・社会

附録
・ウェブブログの歩き方 ―――ウェブログを楽しく「読む」「書く」 「つながる」ためのアドバイス
・インターネットブログ関連年表
・ウェブログに関する論文・記事リスト


 ウェブログを書くという行動とその心理について考える際、1章、3章、4章は大変参考になると思います。どのような効用を持っているのか、なぜ書き続けられるのかがわかりやすく説明されています。
 ウェブ日記時代からの継続した研究がなされているので、これから先の研究を見てみたいなと感じました。おもにポジティブな立場から書かれているので、そうではない面についても言及して欲しい。(卒論はネガティブな視点から書きました。)
 また、2章は、ブログが一般的になるまでの道筋がわかっておもしろいです。附録には、ウェブログの楽しみ方や、歴史年表までついています。

 研究や学校の勉強で考えようという人ではなくても、自分が書いているブログって何?と思った人は気軽に読める、中々読みやすく、おもしろい本です。

 何故こんなに人気になっているのか。
 自分は何故ブログを書いているのか、どんな動機があって、どんな内容を綴っているか。
 色々な分類もされているので照らし合わせてみるとおもしろいと思います。

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